切磋琢磨（せっさたくま）

「切磋琢磨」という四字熟語は、中国の「詩経」が出典で、人が互いに競い合いながら向上していくことを表します。

文字通りには、「切る」「磋る」「琢く」「磨く」という四つの動作から成り立っており、いずれも何かを削ったり磨いたりすることを意味しています。

これは比喩的に、知識や技能を磨くために努力し続ける様子を描写しています。

切磋琢磨の意味

「切磋琢磨」は、互いに学び合い、高め合うことで、自己の技術や能力を向上させていくことを意味します。

特に、同じ目標や興味を持つ人々がお互いに競争することで、相互の成長を促すという意味合いが強いです。

切磋琢磨に似た言葉や類語としては、以下のようなものがあります。

砥礪切磋（しれいせっさ）：学問など努力して自らを磨いていくこと。
「切磋琢磨」が相手と共に高める意味合いがありますが、「砥礪切磋」は1人で努力して高めるという意味合いが強いです。